ヨメルト事典

源氏物語の言葉

元服げんぷく

元服(げんぷく)とは、男子が大人になったしるしの儀式。子どもの髪型をやめて髪を結い、冠をかぶる。

第1帖「桐壺」までの内容です。帖が進むと書き足します。

あわせて知りたい言葉

加冠かかん
元服の式で、冠をかぶせること。また、その役の人。

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元服の席の図
元服の席

光源氏の元服は、どんな式だった?

十二歳さいのとき、帝みかどが自分で指図して、東宮の元服に負けないほどはなやかに行われた。清涼殿せいりょうでんの庭に面した部屋で、冠かんむりをかぶせる役(加冠かかん)を大臣が、髪かみを切る役を大蔵卿おおくらきょうがつとめた。集まった人々は源氏の美しさに涙なみだをこぼし、帝は、亡き更衣こういが見たらと、こみ上げる悲しみを必死にこらえていた。

関わる人物