
平家物語の人物
平時忠たいらのときただ
平時忠(たいらのときただ)は、『平家物語』に出てくる平清盛の妻のきょうだい。大納言。清盛の妻の兄弟にあたる。平家の一門の勢いを言い表した言葉で知られる。
物語の中での呼び名:時忠・平大納言時忠卿
第1章から第5章「吾身栄花」までまでの内容です。章が進むと書き足します。
「平家にあらずんば人にあらず」はだれの言葉?どういう意味?
よく知られた「平家にあらずんば人にあらず」は、時忠のこの言葉をもとにした言い方です。本文の言葉は「此一門にあらざらむ人は皆人非人なるべし」(この一門でない者は、みな人ではない)。平家の勢いのすさまじさを表す言葉として、のちの世まで語りつがれました。
平時忠の家族とつながり
入道相国(清盛)姉妹の夫
平時忠のおもなできごと
- 「この平家一門でない者は、みな人ではない」平家の一門の勢いを、こう言い表した。
登場する章
- 第4章「禿髪」
関わる言葉
- 大納言だいなごん
- 大臣の次の位の役。朝廷の大事な話し合いに加わる。
- 一門いちもん
- 同じ家の一族。
- 本文ほんもん
- よりどころとなる、昔の書物の言葉。
- あらざらむあらざらん
- 〜でない(ような)。
- 人非人にんぴにん
- 人でない者。人の数に入らない者。
- なるべしなるべし
- 〜であるにちがいない。〜であるだろう。
